■ 長崎の伊王島で生まれた主人公の民子と精一が、北海道の開拓村への移住を決心し、船や電車を乗り継いで行く道中で、様々なトラブルや不幸に見舞われながらも家族の絆を拠り所に力強く生きていく姿を描いた映画です。監督は「男はつらいよ」シリーズの山田洋次氏です。

 1970年(昭和45年)高度経済成長期の日本が背景となっています。伊王島の当時の映像が記録された貴重な伊王島の歴史を留めた映画でもあります。