見晴らしのよい伊王島灯台でスケッチ大会
【写真の解説】
左の写真は、昭和37当時の伊王島灯台です。小学校のスケッチ大会でしょうか。子供たちが思い思いに絵を書いている様子は、今も昔も微笑ましいです。画面右上には炭鉱に勤務する人たちのための住宅が建てられていました。
右の写真は、平成28年に撮影した写真です。炭鉱は既に閉山しているため、住宅群は取り壊され、その場所は木々に覆われています。左中央に見える小島は、今では陸地と継れコスタ・デル・ソルの海水浴場として整備されています。また、画面右に見える煙突のある建物はゴミ焼却場で、伊王島大橋が架かる2011年(平成23年)まで稼働していました。今(令和4年12月現在)はその焼却場は解体されアイランドルミナにより活用されています。今も変わらず美しい伊王島の海や島の木々達は、20世紀から21世紀へと時間が流れる中でも、人の営みを静かに見つめています。