角力灘に沈む幻想的な夕日
日々の忙しい暮らしの中あっても、美しい風景は、人の心を和ませてくれます。
街中に住んでいると人造の構造物や自然を模倣した公園など、ややもすれば人間が環境
をコントロールしているように錯覚することもありますが、大自然の中に身をおくと人
も自然を構成するパーツのひとつであると実感します。
また、自然が見せてくれる景色の中に身を置けば、その美しさに感動し、圧倒されます
。
特に刻々と空の彩りの変化を演出してくれる日暮れ時は、そのダイナミックな光の演出
に息を呑みます。
ここ数日は、天候不順で伊王島から角力灘を望む西の水平線に沈むロマンティックな夕
日を眺めることができていませんでしたが、昨日は低く垂れ込めた雲の間から水平線に
沈む夕日を僅かな間ではありましたが、垣間見ることができました。
一日に一回しかない夕暮れに、このような風景を見ることができると、なにか自然から
素敵なプレゼントをいただいたと嬉しくなります。